賃貸マンションの管理人

宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・ファイナンシャルプランナー

【事件ファイル2 エントランスに人のう〇こが落ちています・・・というウソのような本当の話】

事件が起こったのは、湘南エリアにある高級賃貸マンションでした。

夏の暑い日に、入居者から耳を疑うようなクレームの電話が入りました。

 

 

『エントランスに人がしたような、う〇こが落ちていてすごい臭いなのですぐに対応してください!!』

 

流石に人のではないでしょう。と思いながら

 

「すぐに対応します」と伝え電話を切りました。

 

私の営業所は東京ですので湘南エリアに行くだけでも往復3時間以上かかります。

 

ようやく現地に到着しエントランスに入った瞬間・・・

 

強烈な臭いが鼻をつんざき、猛暑もありめまいがしました。

 

確かにそこには人がしたような大きなう〇こがありました。

すぐにビニール袋を取り出して回収を試みますが、下痢ぎみのう〇このため、

なかなかうまく掴めません💦

 

この時、私は思いました。

 

『人のう〇こを回収するためにこの会社に入ったんじゃない!』

 

謎の感情に陥り、涙が出そうになりましたが、そこは管理会社として責務を果たしました。

 

次に犯人を捜すため、防犯カメラを確認します。

 

この作業もなかなか時間がかかります。

 

管理人室にはエアコンがないので汗をダラダラにかきながら画面を見ていると、

一台の軽トラックからア〇ゾンの荷物を持った宅配員が降りてきて、

エントランスからインターホンを鳴らしました。

 

入居者が不在だったのか3分くらい動きません。

 

すると、突然、半ズボンの袖からう〇こが現れたのです!!

 

その瞬間、宅配員は、かけあしでその場から去っていきました。

 

 

すぐにア〇ゾンのお客様相談室に連絡したところ、宅配員は業務委託の者でどこまで対応できるかわからないという返事でした。(内心、ぶん殴りたかった)

 

 

次に警察に通報して、現物(う〇こ)と防犯カメラの映像を見てもらうと『ひどいね・・・』とつぶやき、警察に被害届を受理してもらいました。

 

数日が経った頃、ア〇ゾンから連絡があり、

 

『配達員が特定でき聞き取りを行った結果、認めました。』

 

との事で、緊急対応費をお支払いいただき、無事解決となりました。

 

管理会社に勤めているといろいろな事件が起こります。

その度に辞めたくなりますが、成長のためと思い続けています。

 

好評であれば【事件ファイル3】を更新したいと思います。

 

ぜひ、コメントください!

 

(執筆者プロフィール)

2020年 管理戸数1万室を超える東京の不動産管理会社に就職。クレーム対応をするメンテンス管理部に配属。

資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・FP2級・簿記2級

 

 

 

 

【事件ファイル1】共用廊下が臭い・・・ 嘘のような本当にあった話。

事件が起こった物件は、高級新築物件でした。入居募集開始から2か月が経過しお部屋がうまってきた頃に、303号室の入居者(以後、A子さん)からクレームの電話が入りました。

 

『3階の廊下が臭いので早急に対応してください!』

とのことでした。

 

新築特有の接着剤の臭いかなぁ💦という思いで物件に向かいました。

 

物件に到着すると、すぐに動物園の馬小屋のような鼻がツンする臭いがありました。

臭いの原因を捜索していると、303号室前の廊下のカーペットの一部にシミを発見し臭いの発生源もそのシミからでした。

 

すぐに防犯カメラを確認すると、ぞっとする映像がそこには映っていました。

 

 

そこにはなんと、全裸の男が3階の共用廊下を徘徊し、303号室の玄関ドア前で、仁王立ちし放尿をしていたのです。

 

この物件はオートロックです。外から人が入ることはできません。

この物件の入居者である可能性が高いと踏んで、各階の防犯カメラ映像を確認すると408号室の入居者(以後、B)だったのです。

 

一旦会社に戻り、すぐにBに電話しましたが出なかったため、「次に同じような行為をした場合は警察に被害届を出す事や親御さんにも連絡します」という注意文を送りました。(その後も何度も電話をしますが、出る事はなかったです。)

 

A子さんには原因は告げずに、臭いについては専門業者に消臭を依頼しました。と報告し、様子を見ていただく事に。

 

ほどなくして、A子さんよりまた臭いがするという同様の報告がありました。

 

『またやりやがったな・・』と思い防犯カメラを確認すると・・・

 

やはりBが全裸で徘徊し放尿していました。

 

すぐに警察に通報し、防犯カメラを確認してもらいましたが、この映像だけでは逮捕できないとの事。

 

現行犯逮捕しましょう。という事になり警察の方と張り込みました。

次の日の朝にBができてきました。やはり全裸です。

 

同じように放尿をしたときに警察と一緒に突入し現行犯逮捕!

Bは「弁護士に話す」と黙秘をしていました。(内心、ぶん殴りたかった。)

 

その後、消臭代や現場対応費等を請求し、契約解除し直ちに退去してもらいました。

 

この仕事をしていると本当にいろんな事があると改めて実感する事となりました。

事件はまだまだあります。

 

好評であれば【事件ファイル2】を更新したいと思います。

 

ぜひ、コメントください!

 

(執筆者プロフィール)

2020年 管理戸数1万室を超える東京の不動産管理会社に就職。クレーム対応をするメンテンス管理部に配属。

資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・FP2級・簿記2級

 

【Case.1】「下の階の人がうるさくて眠れない…」 管理会社に寄せられる騒音に関する苦情を解説。⏰

 

こんにちは!

私は、管理戸数10,000室を超える管理会社に従事しているサラリーマン管理人です!

日々、入居者やオーナーの悩みを解決する

仕事をしております。

 

管理会社には日々様々なクレームが届きます。その中でも最も厄介なクレームの一つが『騒音問題』です💦



 

読者の中には『夜中ドンッドンッという音がうるさくて眠れない』という方や

『早朝、ガラガラという音で起きてしまう…』という方はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

騒音のツラさは経験しないとわからないものです。実際に被害にあったことのない担当者が対応すると、

行動が遅く一向に解決されないということもあります。

 

今回は、実際にあった事例から解決に至った経緯をご紹介します。

 

目次)

1.クレーム発生!その内容とは…?

2.初動対応 ~ 実際に対応した記録

3.最終決着。 まさかの結末と再発防止策

 

1.クレーム発生!その内容とは…?

 

≪神奈川県、某アパート201号室にお住まいのA子さんからのクレームです≫

A子さんは30代女性で、以前住んでいたマンションでは上階からバタバタといった足音に悩まされ、当社管理物件(2階建て・木造アパート)最上階のお部屋にお引越しされました。

入居後、ほどなくしてA子さんから騒音についてのお電話がありました。

「下の階の入居者が深夜にドンドンという何か作業している音と早朝に、窓を勢いよく開けたり閉めたりするバタンッという音で目が覚めてしまい寝不足になり困っている」

とかなりお怒りでした。

上の階がうるさいという騒音クレームはよくありますが、下の階から騒音はあまり聞かないので驚きましたが、詳細な「時間帯」と「音」の種類をヒアリングして電話を切りました。

 

2.初動対応 ~ 対策記録

101号室の入居者は、50代男性(息子)と70代女性(母)の2人入居です。

 

≪対応①≫ 直接、入居者に注意の呼びかけ。

・具体的な日付・時間帯・音を伝えその時間に何かしていたか確認。

・集合住宅のため、深夜や早朝は細心の注意を払ってもらう。

 

≪対応②≫ 全部屋に注意文の投函と掲示

・騒音元が真下の部屋であると決めつけてはいけない。

固定音は躯体を通して建物全体に響くため、特定が難しい。注意文は全入居者に投函。

※騒音の注意文の参考例は近日中に公開します。

騒音の原因が自分自身だと気が付いてくれた場合は、ここまでの対応で収まります。

しかし、今回のケースでは、収まりませんでした。

 

≪対応③≫ お部屋の特定と防音対策工商品の取付け

・音が鳴った時に部屋の明かりがついているお部屋を確認し特定する。

・窓の開閉音は、『防音隙間テープ』を取付ける!

・ドンドンという音については直接両入居者と会ってお話を聞く。

 

3.最終決着。まさかの結末と再発防止策

両当事者に直接会ってお話を聞かせていただいた結果、

無意識に出している生活音だと判断しました。そうなると改善策もありません。

また、集合住宅である以上、多少の生活音についてはご理解いただくしかないです。

A子さんへ正直にお伝えをして、お引越しを

検討していただくこととなりました。

 

ほどなくして、A子さんのお部屋の更新時期になり案内の連絡をしたところ、

なんと更新するというお返事がありました。

『音の原因と悪意がないということが分かったので、すっきりました!

まだ気になるときはありますが、お部屋を気に入っているので更新します。』との事でした。

 

今では、下の階の入居者と挨拶する仲になったようです。

その人の「人となり」を知ることで、音にも許容できるようになったのだと思います。

 

最後に、『以前の管理会社はここまでしてもらえなかった。ありがとうございます。』

と嬉しいお言葉をいただきました。

【まとめ】

  • 騒音の詳細なヒアリングをする
  • 騒音元を決めつけず建物全体に周知する
  • 音の場所を突き止めて対策をする
  • 両当事者に直接会って話を聞く。
  • 引越しを検討してもらう

 

管理会社がここまでしてくれない場合、自分自身でやるしかないです。

そういう方の参考になれば幸いです。

 

(執筆者プロフィール)

2020年 管理戸数1万室を超える東京の不動産管理会社に就職。クレーム対応をするメンテンス管理部に配属。

資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・FP2級・簿記2級

【引越し】物件を借りる際の手順や費用を抑えるコツ

私は1万室を超える賃貸物件を管理する会社に勤めている不動産好きのサラリーマンです。物件選びに重要なことは、なんといっても業者選びです。良い業者もいれば悪い業者も存在します。

本日は、『悪い業者』に捕まらないようにして欲しいという想いから、賃貸物件を借りる際に費用を抑えるテクニックやコツについて家探しを検討中の皆様にご紹介します。

 

目次)

  • 物件を探す際のコツ
  • 業者選定のコツ
  • 費用を抑えるコツ

 

『業者』・『物件』・『時期』で決まる!

賃貸不動産業界では、閑散期と繁忙期の差が激しく閑散期に家賃を大きく下げ、逆に繁忙期は家賃を上げて募集をする事がほとんどです。また、業者によっては不要なサービスをいろいろとおすすめしてきてぼったくってこようとします。

「大手企業や有名企業なら大丈夫でしょう。」と思っているそこのあなた!

かなり危険です。

実は私の親友も誰も聞いたことがある不動産屋で、ぼったくりにあいそうになっていました。結局、私が間に入り約23万円もの費用を抑える事ができました。今回はその方法をご紹介いたします。

 

早速、見てみましょう!

 

 

【1.物件を探す際のコツ】

自分に合った良い物件を見つけるには条件設定を明確にしておくことです。

具体的には、以下の通りです。

 

住みたいエリアを決める。

会社まで通勤30分以内を目安にすると良いでしょう。

 

必須条件を2つ決める。

『家賃は〇万円以内』や『バス・トイレ別』など。(条件が多すぎると決められなくなりますので2つまでに)

 

条件が固まったら、実際に不動産屋に行って物件を探してもらいましょう!

 

〈注意〉物件を探す際に、インターネットなどで物件を検索し、その物件を掲載している業者に問い合わせをする。という方が多いのではないでしょうか?

しかしその探し方はとても効率が悪く、悪徳業者に引っ掛かりやすいです。

理由は、架空の人気物件をネットに掲載をして、お客様を呼びこみ「その物件は先ほど決まっちゃいましたので他の物件を紹介しますね」などと言って囲い込み、契約させるという方法が蔓延しているからです。 

以下の業者選定のコツを読んで対策しましょう。

 

 

【2.業者選定のコツ】

良い物件に安く住むには、なんといっても業者選びですべてが決まるといっても過言ではありません!以下の内容を読んで良い業者を見極めてください。

 

◆「御社の仲介手数料はいくらでしょうか?」と聞いてみましょう。そこで1ヶ月以上の回答だった場合は即退散。

 

◆見積書をチェック!怪しい項目がないかを不動産に詳しい友人に確認してもらうか、SNSなどで詳しい方に聞いてみると良いでしょう。私のブログにコメントいただいてもかまいません!

 

◆『宅地建物取引士』や『賃貸不動産経営管理士』の資格を取得している人であれば知識もあり信頼できる可能性は上がります。

 

〈注意〉業者の報酬は、仲介手数料のみで原則家賃の0.5か月分(最大1か月分)までと法律で定められております。

悪徳業者は、1ヶ月以上の金額を請求してきたり、名目を変えて請求してくることがありますので注意が必要です。(契約書作成料など素人にはわからないように請求してきます)

 

最後に引越し費用を抑えるコツをご紹介します。

 

 

【3.費用を抑えるコツ】

◆不動産屋に御社が『貸主』の物件はありますか?と聞く。

不動産屋によっては、物件を所有していたり、借り上げている場合があります。その物件を紹介してもらう場合、仲介手数料が発生しませんので、必然的にコストが抑えられます。

また、入居後もその不動産屋が管理をしている場合がほとんどですので、トラブルの時にも間に入ってくれます。

 

◆4~12月中に物件を探す。

賃貸不動産業界の繁忙期は1~3月となっており、この期間は家賃も上がります。逆にこの期間を過ぎると、家賃は下がり始めますので、そのタイミングで探すのがベストです。

4月から住みたい場合でも12月に決めてしまえば、長い目で見たときにトータル得をする事もあります。

 

以上、参考になれば嬉しいです。疑問などあればお気軽にメッセージをいただければお答えいたします。それではまた!

 

【騒音対策】『うるさくて眠れない…』を解消!管理会社が実践しているマンションでの騒音トラブル解決法!!

 

こんにちは! 私は、1万室を超えるお部屋の管理人をしております!

日々、入居者やオーナーの悩みごとを解決しておりそのノウハウを、住環境にお悩みを抱えているあなたの一助になる情報をお届けできればと思っております。

 

今回の内容は「アパートやマンションの騒音問題」です!

「夜中に何か作業している音がうるさくて眠れない」や「上の階の生活音がうるさい」

そんな騒音に悩まされている方に向けた解決方法をお伝えします!

一歩間違えると警察沙汰や悲惨な事件に発展してしまうこともありますので注意が必要です。悩んでいる方は管理会社に以下のような対策をしてもらいましょう!

≪参考文献:マンションの「音のトラブル」を解決する本 井上勝夫≫

 

【結論】 以下の3つです。

1.住戸全体に注意文の掲示と該当する居室への投函

2.騒音主を特定し騒音時に訪問させてもらう

3.引っ越しを検討する

順番に解説していきます。

 

【住戸全体に注意文の掲示と該当する居室への投函】

音がする方向から、「真上の部屋だ」「絶対隣の部屋だ」と決めつけてはいけません。

音の伝わり方には「空気音」と「固体音」があり足音や作業音などは固体音にあたり建物の振動から音が届いています。つまり真上や真隣からでなくても聞こえてしまうということです。

 

まず住戸全体に知らせるために詳しい時間帯と音の種類を掲示に注意を促します。

また怪しいと思われるお部屋については、個別で投函します。

 

注意①:話を盛って伝えない!正確な情報でないと騒音主に自分ではないと逆に思われてしまう可能性があります。

 

 

それでも改善されない場合は、次のステップに進みます。

 

【騒音主を特定し騒音時に訪問させてもらう】

注意文で改善されない場合、騒音主が自分ではないと思っているか自分の行動が騒音になっていると気が付いていない場合がほとんどです。

そこで騒音がした際に直接訪問し今何をしていたかを聞いてほかのお部屋に響いていることを伝えましょう!

 

注意①:冷静に低姿勢で訪問してください。相手は悪意があって音を出しているわけではありません。いきなり怒って訪問すると逆効果になります。

 

注意②:管理会社によっては、ここまで対応してくれない場合があります。その場合はご自身で訪問しなければなりません。できれば男性もしくは2名で訪問する方が良いでしょう。

 

 

【引っ越しを検討する】

ここまでして改善されない場合は、無意識で出しているか悪意がある場合です。

この場合、改善される可能性は著しく低いので素直に引越しを検討しましょう。管理会社によっては、次の引越し先を格安で探してくれたりもしますので一度訪ねてみてください!

 

以上、管理会社が実践している騒音トラブルについて解説しました。

 

最後に、騒音は一度気になりだすと小さい音でも気になってしまいます。また音に敏感な方は、常識の範囲内の音でも気になってしまう場合があります。その場合は素直に引越しを検討しましょう。騒音に強いマンション・アパートについても今後紹介したいと思います。